Vernissage
| Name |
デザイナー |
メーカー |
プレイ人数 |
プレイ時間(分) |
対象年齢 |
和訳 |
| Vernissage |
Klaus Teuber |
TM |
3-5 |
60 |
12+ |
Web |
大変面白くシステムバランスが見事なゲームですが、かなりの希少品です。
1993年のドイツゲーム大賞3位。 いまや「カタン」で著名なデザイナー、トイバーの作品です。
プレーヤーは画商となり、目をつけた画家の絵画を購入し、名声を高めて儲けます。 「ヴェルニサージ」とは展覧会初日のこと。
6人の前衛芸術家たちが作品を展示しています。チーズ入りのおふろやゴルフボールの山などおかしな作品ばかり。どれが価値が出るかのか見極めて買い付けなければなりません。
プレーヤーは作品を買ったり、批評をしたりスキャンダルを暴露したりしながら名声を高めたり下げたりします。 名声があがればそれだけ絵画の価値も上がり、多くの収入を得ることができます。
プレーヤーは最初に手札3枚とお金、エージェント3人を受け取ります。手番では、自分の影響下にある芸術家にアクションを行います。ダイスの運とプレーヤー同士の交渉によって名声の上下が決まります。例えばダイスを振って"批評"を行うことになったとしましょう。異なったポイントをもつ"批評"チップのなかから好きなものを選びます。他のプレーヤーはこのポイントに不服なら別のポイントに変えることを提案でき、交渉となります。プレーヤー同士の思惑が入り乱れる局面です。
その後、お金を支払ってカードを購入し、希望するならカードによるアクションを行います。カードは値段の違ういくつかの山になって伏せられており、事前に見ることは出来ません。一旦ある山の購入を決めたら、その山のカード全てを見てどれか一枚を選ぶことができます。運と記憶が必要です。
このゲームはいろいろな独自性を持っています。面白いシステムとして、芸術家が名声の階段を登ることがあげられます。3種類のアクションを受けると、名声の階段を登ることができ、大きな名声ポイントを得ます。 ただし、この階段によって自分が影響を及ぼすことができる芸術家が制限されているのです。 自分のエージェントが居る段の芸術家にしかアクションを与えることはできません。
名声ポイントアップのために階段を登らせた後は、エージェント移動カードを使って(手札にないことも多い) 自分のエージェントを芸術家の移動先まで移動させないとアクションを与えられません。
また、恐ろしいのが"批評家のペン"と呼ばれる足かせです。これをかせられた芸術家は、つねにマイナスポイントをくらい、階段を上がる最のボーナスポイントももらえません。取り除くには批評家カードを出して他の芸術家に押し付けるしかありません。
名声が"OUT"まで下がると、その芸術家はリタイアです。その人の作品は高額負債となってしまいます。
5人の芸術家の作品をまんべんなく買っても勝てないし、集中しすぎても危険です。
他のプレーヤーとの利害関係も非常に重要です。 とにかくゲームのさまざまな要素が満載で、戦略的なだけでも運だけでも勝てません。どちらの嗜好の方でも楽しめるのではないでしょうか。
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